DVD Studio Pro - 構築/フォーマットのコマンドについて

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構築/フォーマットのコマンドについて

構築の作業、フ ォーマットの作業は、両 方とも時間がかかり ます。ですから、自動でこ れらの作業

が行えたら とは誰もが望むことで す。作業の自動化が可能か どうかは、作成しているプ ロジェクト

のタイプで変わってきます。

構築/フォーマットの処理を開始する

「構築/フォーマット」のコマンドを選ぶと、構築先の場所とフォーマットのプロパティとを設定で

きるダイアログが現れます。

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16

プロジェクトを仕上げる

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「ディスク/ボリューム」タブと「リージョン/コピーライト」タブでのフォーマット前の設定など、

ソースおよび保存先についての設定を行ったら、「構築とフォーマット」ボタンをクリックして処理

を開始します。出力デバイスとして

DVD

DLT

を選んだ場合は、空のディスクまたはテープを挿入

するよう指示されます。保存先の設定に関する情報は

583

ページの「

出力のタイプを設定する

」を、

また、これらの設定の詳細については、

572

ページの「

フォーマット用のディスクのプロパティ

」を

参照してください。

2

層のプロジェクトで「構築/フォーマット」を使う

2

層のプロジェクトの処理を自動で実行するのは少し困難です。

Â

フォーマット処理を行っているときは、第

1

レイヤが書き込まれたら次の空のディスクまたはテー

プをセットする必要があります。

Â

場合によっては、切 り替えポイントで問題が発生 することがあります。切り替え ポイントの設定

で「自動」モードを選 択している場合は、適切なマ ーカーが見つからない可能 性があります。さ

らに、特定のマーカ ーを切り替えポイントとして 使うように選択した場合に は、それが適切では

ないこともあります。「

DVD

Studio

Pro

」では、構築部分の処理が終了するまで、この

2

つの問

題の確認ができ ません。問題が発生した場合には エラーのダイアログが表示 され、フォーマット

の処理は始まりません。別のマーカーを追加したり選択したりして問題を解消してから、「構築/

フォーマット」の作業を最初からやり直す必要があります。

切り替えポイントの設定の詳細については、

576

ページの「

2

層ディスクについて

」を参照してくだ

さい。

SD