クオリティイン、クオリティアウト
素材の準備で最も大切なことは、できる限り品質の高いものを用意することです。
DVD
では、ソー
スに含まれる劣化などがほかのメディアよりもはっきりと表れます。
DVD
対応のフォーマットに一度エンコードされたソース素材の品質が、「
DVD
Studio
Pro
」によっ
て向上した り劣化したりすること はありません。したがって、高 品質のソース素材を使 用すれば高
品質の結果が得られます。
序章
DVD
Studio
Pro
4
の概要
25
以下に、高い品質を確保するためのガイドラインを挙げます。
Â
DVD
に使用する解像度(
SD
ベース
DVD
の場合は通常、
NTSC
の場合で
720
×
480
、
29.97
フレーム
/秒(
fps
)、
PAL
の場合で
720
×
576
、
25 fps
)と同じ解像度でビデオソースを取り込み、編集します。
Â
オーディオを録音および編集する場合は、サンプルレートを
48 kHz
として圧縮は行いません。こ
れにより、
DVD
に非圧縮オーディオを使っても、「
Compressor
」の
AC-3
エンコーダを使って圧
縮しても、最高の品質を得ることができます。
重要:
DVD
を作成するときは、必ずオーディオのサンプルレートを
48 kHz
か
96 kHz
にしてくだ
さい。標準的なオーディオ
CD
に見られる
44.1kHz
のサンプルレートは使用できません。ほとん
どの場合、「
DVD
Studio
Pro
」に組み込まれている
AIFF
エンコーダが、必要に応じてオーディオ
を適正なサンプルレートに変換します。
Â
ビデオ素材を
QuickTime
フォーマットで保存するときは、非圧縮(大きなディスク空間が必要)を
指定するか、
DV
やモーション
JPEG
のような高品質の圧縮コーデックを使用してください。