ソース素材を作成する
DVD
作成工程の第
1
段階は素材の作成や組み立てです。たとえば、タイトルに収録するビデオの撮
影、音声や音楽 の録音、画像のデザイン を行います。また、プロジ ェクトそのもののね らいなどを
決定します。既存のビデオプログラムを
DVD
に変換する場合には、オリジナルのビデオやオーディ
オ素材を集め て、素材をつなぎ合わせる ためのメニューのグラ フィックスをデザイン すれば作業は
完成します。
ビデオやオ ーディオの素材を作成 するには、どのようなツ ールも使用できます。た だし、出力ファ
イルは使用する
MPEG
エンコーダや
H.264
エンコーダと互換性を持つ必要があります。ほとんどの
場合、ビデオやオーディオの素材は、
QuickTime
ムービーファイルか
AIFF
、
WAVE
、
SoundDesigner
II
のような標準のサウンド・ファイル・フォーマットで作成され、 保存されます。
プログラム のソースは、特殊エフェ クト、オーディオのフェー ド、場面移動などの編集 を完了して
からエンコードする必要があります。
メニューのグラフィックスとしては、静止画ファイル、マルチレイヤの
Photoshop
ファイルやフル
モーション ビデオがそのまま使用 できます。メニューのグラ フィックス作成には、ほと んどすべて
のグ ラフィ ックプロ グラム が使用 できます。「
DVD
Studio
Pro
」で は特に、
Adobe
「
Photoshop
」
フォーマッ ト(
PSD
)のファイルを 重点的にサポート しているので、「
Photoshop
」の「レイヤー」
機能をうまく使えば背景やオーバーレイの作成を簡素化することができます。また、
「
Motion
」で設
定できるメニューのループポイントにも対応しました。
DVD
に多言語の字幕を入れたい場合には、サウンドトラックを文章化して翻訳する必要が生じます。