「前へ」/「次へ」ボタンの動作を一貫させる
視聴者が「前へ」と「次へ」のボタンを使ってトラックのチャプタマーカー間をスキップしていき、
最初の、または最後のマーカーに達したときの動作は、
DVD
プレーヤーの種類によって異なります。
たとえば、視聴 者がトラックの最後 のマーカーまで進み、そ こでもう一度「次へ」ボタ ンを押した
場合、
DVD
プレーヤーが違うと動作も異なります。
DVD
プレーヤーの動作としてよくあるものは次
の
2
種類です。
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視聴者はそのトラックから出られず、「前へ」または「次へ」のボタン(それぞれ、最初または最
後のマーカーに進んだ場合)が無効になります。
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視聴者はそのトラックから出ることができ、
DVD
プレーヤーが前または次のトラック(シナリオ
やスライドショ ーの場合もあります)へジャンプ して、視聴者は続けてそのトラ ックのマーカー
間をスキップできます。
「ユーザ操作」を使用してこういった状況での動作を強制的に一貫させることによって、視聴者がど
のようなプレーヤーを使っていても同じ動作になるようにすることができます。
「前へ」/「次へ」ボタンの動作を一貫させるには:
1
「アウトライン」タブまたは「グラフィック」タブ、あるいはトラックエディタで、トラックを選択
します。
2
トラックエディタで、最初のマーカーを選択します。
「マーカー」インスペクタが表示され、そのマーカーのプロパティが表示されます。
3
「ユーザ操作」タブをクリックします。
4
「前のプログラム」チェックボックスを選択します。
こうすると、リ モコンの「前へ」ボタンが このマーカーでは無 効になり、視聴者が別の トラックの
マーカーへスキップできなくなります。
5
トラックの最後のマーカーを選択します。
「マーカー」インスペクタに、そのマーカーのプロパティが表示されます。
6
「ユーザ操作」タブをクリックします。
7
「次のプログラム」チェックボックスを選択します。
こうすると、リ モコンの「次へ」ボタンが このマーカーでは無 効になり、視聴者が別の トラックの
マーカーへスキップできなくなります。
参考:ス ライド ショー について も同じ 問題が 発生す る可能 性があ りますが、こ の場合 はスラ イド
ショーをトラックに変換しないと解決できません。
第
17
章
高度な機能を使う
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