プロジェクトのビットレートを選択する
ビットレートは、ファイルサイズに直に影響します。そのため、
DVD
ディスクに収録できる素材の
時間の長さも影響を受けます。
SD
ベースの
DVD
プレーヤーは、合計
10.08 Mbps
(メガビット
/
秒)
までのビットレートをサポートしますが、この中にオーディオと字幕も含めなければなりません。ビ
デオの最大ビットレートは
9.8 Mbps
です。
参考:
DVD
プレーヤーの中には、高ビットレートを継続的に使用するビデオの再生中にトラブルを
起こすものがあります。このようなプレーヤーでは再生中にフレーム落ちを起こす場合があります。
ビデオで使われている最大ビットレートは通常
8 Mbps
前後です。
MPEG-1
の最大ビットレートは
1.856 Mbps
ですが、
1.15 Mbps
が最も一般的です。
実際のビデオ のコンテンツによって、許 容できる品質を維持し ながらビットレートを どの程度まで
低くできるかが決定されます。動きの少ないビデオは比較的低いビットレートでも十分ですが、(カ
メラのすばやいパンなど)動きの多いビデオはより高いビットレートにした方が良いでしょう。
プロジェクト内のすべてのコンテンツが
1
枚の
DVD
に収まるようにビットレートを選択します。詳
細については、
40
ページの「
コンテンツが収まるかどうか確認する
」を参照してください。
56
第
2
章
素材を準備する
HD