モーションメニュー用のビデオを作成する
モーションメニューに使用されるビデオは、トラックで使用されるビデオと同じ
DVD
対応のルール
に従わなければなりません。以下に示すような注意事項があります。
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メニューにシェ イプ、テキスト領域、またはドロ ップゾーンをメニューに追加 すると、プロジェ
クトを構築するときにメニューがレンダリングされることになります。詳細については、
230
ペー
ジの「
メニューのレンダリングについて
」を参照してください。
92
第
2
章
素材を準備する
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オーバーレイで 提供されている機能よりも高度 なボタンアートを加えたい場 合は、ビデオ上で編
集する必 要があります。「
Motion
」や「
Final
Cut
Pro
」などといった アプリケーション を使用し
てください。お手持 ちのグラフィックプログラム でボタンアートとそれに関連す るオーバーレイ
を 作成 し、次 にビ デオ エ ディ タを 使 用し て ビデ オに ボ タン ア ート をス ー パー イン ポ ーズ し、
「
DVD
Studio
Pro
」の中でオーバーレイを使用してボタンをセットアップします。
参考:もう一つの方法は、シェイプを使用してモーションビデオ上にボタンを置くことです。
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ビデオが最後に 到達するとすぐループするよう に設定することができます。メニ ューが最後から
最初に戻るため、 再生中に短く一時停止するこ とがあります。この一時停止は、 使用するビデオ
を慎重に選ぶこ とによって、短くしたりなくし たりすることもできます。たと えば、ほとんど動
かない背景で走 っている車は、きれいにループさ せることができます。背景とし て使用するアニ
メーションを作成しているときには、必ずループのことを頭に入れておいてください。
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モーションメニ ュー用のビデオを作成すると きは、長くなりすぎないように してください。ビデ
オはディスク容 量を大きく消費しますので、ビデ オをあまり多用すると、タイト ルの構築に問題
が起きる可能性があります。メニューのサイズの制限の詳細については、
566
ページの「
SD DVD
ビデオ領域の標準的なファイル
」を参照してください。
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SD
プロジェクトのメニューの背景には、フルフレーム
MPEG-2
ビデオのみが使用できます。
MPEG-
1
、
1/2 D1 MPEG-2
、あるいは
cropped D1 MPEG-2
のファイルを背景に使用すると、プロジェ
クトを構築するときにフル
D1 MPEG-2
にエンコードされます。
HD
プロジェクトのメニューで
は、フル
D1 MPEG-2
ビデオだけでなく、
HD
ビデオ解像度でサポートされているフォーマットの
ものも背景に使用できます。