標準メニューの「メニュー」インスペクタの「メニュー」タブ
「メニュ ー」インス ペクタの「メ ニュー」タブ の設定はほ とんどが オプショ ンです。例外 は、各メ
ニューごとに適正な設定が必要な「解像度」および「ディスプレイモード」と、「
Photoshop
」のレ
イヤファイル(
PSD
)が背景に割り当てられている場合に必要な「 背景レイヤ」です。
メニュー機能の設定
Â
デフォルトのボ タン:タイトルの再生中にメニュ ーが表示された場合に選択され るボタンを指定
します。この設定は、このメニューにジャンプするエレメント(そのジャンプ設定による)、およ
び「ハイライトの条件」設定により上書きされます。
Â
“戻る”ボタン:
DVD
プレーヤーのリモコンの“戻る”ボタンを押したときのジャンプ先となるプ
ロジェクトエレメントを選択します。
Â
ハイライトの条件:ハイライト表示するボタンを決めるため、「デフォルトのボタン」設定に代わ
る方法を指定します。
「ハイライトの条件」を「デフォルト」に設定すると、
「デフォルトのボタン」
設定でボタンのハイライト設定を指定できます。「ハイライトの条件」をいずれかのストリーム設
定(オーディオ、字幕、カメラアングル)に設定した場合は、最後に再生されたストリームの番号
によりハイライト表示するボタンが決まります。この設定は、このメニューにジャンプするエレメ
ントにより(ジャンプの設定に応じて)上書きされます。
Â
言語:こ のメニ ュー の表示 に使用 する言 語を 選択し ます。詳細 につい ては、
352
ペー ジの「
メ
ニューで言語を使う
」を参照してください。
メニュー機能の設定
PSD
背景レイヤの選択
ドロップシャドウ設定
248
第
7
章
標準方式でメニューを作成する
Â
解像度:メニューの解像度を選択します。
Â
SD プロジェクトの場合、解像度は
720
×
480i
(
NTSC
)または
720
×
576i
(
PAL
)です。
Â
SD プロジェクトの場合は、サポートされている解像度のいずれかを選択できます。
「
DVD
Studio
Pro
」の環境設定で、デフ ォルトの解像度を 設定することもでき ます。サポート
されている解像度のい ずれかと、メニューの背景ビデオの解像度が一 致する場合は、解像度が
合うように自動的に変 更されます。メニューの背景ビデオとは異なる 解像度を選択すると、メ
ニューが拡大または縮 小され、プロジェクトを構築するときにもこの設 定でレンダリングされ
ます。
Â
ディスプレイモード:メニューのアスペクト比を設定します(
4:3
または
16:9
)。
16:9
に設定した場
合は、
4:3
のモニタで表示する場合の設定も選択します。背景およびオーバーレイのアスペクト比
は、この設定に一致しなくてはなりません。詳細については、
208
ページの「
16:9
メニューを使っ
て作業する
」を参照してください。
Â
テンキー:
DVD
プレーヤーのテンキーから直接アクセスできるボタンを定義します。ポップアッ
プメニューから「すべて」、「なし」、またはボタン番号を選択します。ボタン番号を選択すると、
そのボタンとその 番号より小さい番号のボタンが すべてテンキーからアクセスで きるようになり
ます。その番号より大きな番号のボタンは、直接アクセスできなくなります。
Â
ボタンのオフセ ット:この設定を使用してボタン 番号をオフセットし、視聴者が その番号を入力
することによりボタンを選択できるようにします。たとえば、番号が付けられたシーンを含むシー
ンのセットの選択メニューがあるとします。メニューの
1
つにシーン
23
∼
34
が含まれ、シーン
23
のボタンがそのメニューの最初のボタンです。このメニューについてオフセット値
22
を入力
した場合、視聴者がリモコンに
23
を入力すると、その番号から
22
が差し引かれた数値、すなわ
ち
1
が、ボタンの実際の番号となります。
背景レイヤの選択
Â
背景レイヤ:この表は、
PSD
レイヤファイルをメニューの背景として割り当てた場合にアクティ
ブになります。ファ イル内のすべてのレイヤのリ ストが表示され、そのチェック ボックスによっ
て、背景に使用するレイヤを選択することができます。
これらの設定の詳細については、
233
ページの「
Photoshop
レイヤファイルからメニュー背景を選
択する
」を参照してください。
ドロップシャドウ設定
Â
メニューシャド ウ:この領域では、このメニュー のドロップシャドウ設定を行 います。詳細につ
いては、
280
ページの「
メニューのドロップシャドウを設定する
」を参照してください。
第
7
章
標準方式でメニューを作成する
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