詳細オーバーレイを使ったアンチエイリアスのサポート
詳細オーバーレイの
4
色を使用して複数色のハイライトを作成する代わりに、疑似的なソフトエッジ
を作成してアンチエイリアス処理をしたグラフィックスを使用することができます。これには、グレ
イスケール方式で、黒い背景に白いエレメントを使用するか、白い背景に黒いエレメントを使用する
必要があります。ソフトな(アンチエイリアス処理をした)エッジは、ダークグレイとライトグレイ
のオーバーレイ色にマップされます。各オーバーレイ色に同じ色をマップしながら、エッジ上のダー
クグレイとライトグレイのオーバーレイ色で不透明度を減らすことにより、ソフト(アンチエイリア
ス)エッジを効果的にシミュレートすることができます。
アンチエイリアス処理をしたエッジの詳細オーバーレイを設定するには:
1
アンチエイリ アス処理をしたエッジが 割り当てられた背景お よびオーバーレイを含む メニューを選
択します。
「メニュー」インスペクタが表示されます。
2
「メニュー」インスペクタの「カラー」タブをクリックします。
3
「オーバーレイのカラー」の隣の「詳細」を選択します。
4
「マッピングタイプ」を「グレイスケール」に設定します。
5
「選択状態」の下にある「通常」を選択します。
6
メニューエディタで、「設定」ポップアップメニューから「コンポジットを表示」を選択して、通常
の色設定を設定した場合にこれが反映されるか確認します。(ボタンの作成を開始するまでは、選択
状態とアクティブ状態の設定は反映されません。)
7
通常の選択状態でオーバーレイが表示される場合、色と不透明度の設定を次のように設定します:
Â
「カラー」ポップアップメニューから、各オーバーレイ色に同じ色を選択します。
Â
優先オーバーレイ色(通常は黒)の不透明度を
15
に設定します。
Â
次のオーバーレイ色(ダークグレイ)の不透明度を
10
に設定します。
Â
次のオーバーレイ色(ライトグレイ)の不透明度を
5
に設定します。
オーバーレイを 通常の選択状態で表示しな い場合は、各オーバーレイ色に ついて不透明度設定を
0
にします。
8
「選択状態」以下の「選択」および「アクティブ」を選択し、選択およびアクティブ状態についてハ
イライト色の設定を行います。ステップ
7
と同じ方法で色と不透明度を設定します。これらの設定
は、メニューにボタンを作成するまでは表示されません。
244
第
7
章
標準方式でメニューを作成する