ソース
ソースは、ディスク、メニュー、トラック、シナリオ、スライドショーの
5
つのカテゴリーに分類
されます。ソー ス一覧に表示される 選択肢の数は、選択したエ レメントの種類によ って、またソー
ス一覧の上にある「表示」ポップアップメニューで「基本」、「標準」、「詳細」のいずれを選んだか
によって異なります。
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基本:ソースの「基本」一覧では、設定可能なジャンプのうち最も基本的なものが表示されます。
ここには、ディスクの起動時の操作や、視聴者がプレーヤーにディスクを挿入してリモコンの「タ
イトル」/「メニュー」ボ タンを押した場合に実行 されるジャンプが含まれま す。メニューに関
する基本的なリ ンクは、ボタンを押したときのジ ャンプ先です。トラックとスラ イドショーに関
する基本的なリ ンクは、トラックやスライドショ ーの再生が終了したときの ジャンプ先と、再生
中に「メニュー」ボタンを選択したときのジャンプ先です。
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標準:ソースの「標準」一覧には、最もよく使われるジャンプが表示されます。「基本」一覧で表
示されるもの に加え、メニュー、トラック、スライ ドショーでのプリスクリプ ト(あるエレメン
トが選択されたときに実行するよう設定されたスクリプト)が表示されます。
「メニュー」インス
ペクタの「一般」タブで指定した時間だけ
DVD
メニューが画面に表示されていた場合、その次の
アクションは「メ ニューのタイムアウトターゲ ット」のリンクによって決定さ れます。トラック
のマーカーとス ライドショーのスライドでは、そ れぞれに固有のエンドジャンプ /メニューボタ
ンのリンクが表示されます。
Â
詳細:ソースの「詳細」一 覧では、選択したエレメント で使用可能なすべてのソー スが表示され
ます。「基本」/「標準」のソース のほか、
DVD
プレーヤーのリモコン の「戻る」ボタンも表示
されます。
ディスク
メニュー
トラック
スライドショー
シナリオ
この区切りをドラッグして、
「ソース」/「ターゲット」欄の
幅を調整します。
ソースに現在接続されている
ターゲット
第
15
章
接続を確立する
529
さらに トラック とスライド ショーで は、一部のリ モコンにあ る「オーディ オメニュ ー」、「字幕メ
ニュー」、「
,
アングルメニュー」および「
チャプタメニュー」のボタンの接続を設定できます。これ
らのリンクによって、視聴者は便利に
DVD
メニューを使ってオーディオや字幕のオプションを選択
したり、アング ルやチャプタを切り 替えたりできます。ただし、 ほとんどのリモコンは このような
ボタンを備えていないため、ほかの方法でも
DVD
メニューが使えるようにタイトルを作る必要があ
ります。
重要:
上記のボタンを、リモコンによくある「オーディオ」、「字幕」、「アングル」の切り替えボタ
ンと混同し ないことが重要です。こ れらのボタンは、メニュー を呼び出すのではな く、選択したス
トリームを直接切り替えます。
すべて のソース の一覧や、ソ ースをリ ンクする 方法(「接続」タブ を使う方 法以外)につ いては、
534
ページの「
ソースの詳細情報
」を参照してください。
次にジャンプ/前にジャンプ
トラックとスライドショーには、「接続」タブで「詳細」ソースを表示している場合にのみ設定でき
る
2
つの項目、
「次にジャンプ」と「前にジャンプ」があります。この
2
つの設定によって、視聴者
が
DVD
プレーヤーのリモコンにある「前へ」/「次へ」ボタンを押したときの動作が決定されます。
トラックや スライドショーの 再生中、視聴者は「次へ」/「前 へ」ボタンを使って、マー カーや静
止画の間を 前後にスキップできま す。次または前にマーカー やスライドがない場所 で視聴者が「次
へ」/「前へ」ボタンを押した場合の動作は、「接続」タブの設定で決定されます。デフォルトの設
定では何も 割り当てられていない ため、ボタンを押しても何 も起こりません。たいてい のプロジェ
クトでは、これを通常の動作として設定します。
いずれかのボタンに接続を確立する場合は、次の
2
つの事項に注意してください:
Â
「メニュ ー」ボタンのア クションを、各 マーカーに 設定できな くなります。ア クションは 最初の
マーカーにしか設定できません。
Â
DVD
プレーヤーで、トラックやスライドショーの再生時間が表示されなくなります。
スライドシ ョーでの「次にジャン プ」の使用方法について は、
420
ページの「
最後のス ライドに一
時停止を設定する
」を参照してください。