メニューに隠し機能を追加する
DVD
プロジェクトに不可視項目を追加することが一般的になってきています。たとえば、正しいボ
タン操作を知っている人だけが見ることができるトラックやメニューが必要になることがあります。
通常、こうした項目を見せるには、使用頻度が低いメニューに置かれた不可視ボタンを使います。工
夫の仕方に よっては、ボタン操作を設 定して、視聴者がリモコン の矢印ボタンの中のど れかを押し
たときだけ、不可視ボタンが使用可能になるようにすることができます。
210
第
6
章
メニュー作成の概要
たとえば、
6
つのボタンが列になったメニューがある場合、その列の
4
番目のボタンの上で左矢印ボ
タンを押したときだけ不可視ボタンが使えるように、ボタン操作を設定することもできます。(多く
の視聴者は、メ ニューのボタンが上か ら下にわかりやすく並 んでいるところで、左矢印 ボタンを押
そうとは考えません。)複数の不可視ボタンを使って、矢印ボタンを正しく押さなければ次のボタン
に移動でき ないようにし、誤ったボタ ンを押すと可視のボタ ンに戻ってしまうよう にすれば、ボタ
ンを見つける操作はさらに難しくなります。
不可視ボタンの詳細については、
262
ページの「
「ボタン」インスペクタの「詳細」タブ
」を参照し
てください。
重要:
不可視ボ タンを使うと、視聴者が 隠し機能を発見しにく くなりますが、絶対にみ つからない
わけではありません。視聴者がその気になれば、
DVD
ディスク上の隠しコンテンツを発見する方法
はさまざまです。