構築/フォーマットのコマンドについて
構築の作業、フ ォーマットの作業は、両 方とも時間がかかり ます。ですから、自動でこ れらの作業
が行えたら とは誰もが望むことで す。作業の自動化が可能か どうかは、作成しているプ ロジェクト
のタイプで変わってきます。
構築/フォーマットの処理を開始する
「構築/フォーマット」のコマンドを選ぶと、構築先の場所とフォーマットのプロパティとを設定で
きるダイアログが現れます。
第
16
章
プロジェクトを仕上げる
565
「ディスク/ボリューム」タブと「リージョン/コピーライト」タブでのフォーマット前の設定など、
ソースおよび保存先についての設定を行ったら、「構築とフォーマット」ボタンをクリックして処理
を開始します。出力デバイスとして
DVD
や
DLT
を選んだ場合は、空のディスクまたはテープを挿入
するよう指示されます。保存先の設定に関する情報は
583
ページの「
出力のタイプを設定する
」を、
また、これらの設定の詳細については、
572
ページの「
フォーマット用のディスクのプロパティ
」を
参照してください。
2
層のプロジェクトで「構築/フォーマット」を使う
2
層のプロジェクトの処理を自動で実行するのは少し困難です。
Â
フォーマット処理を行っているときは、第
1
レイヤが書き込まれたら次の空のディスクまたはテー
プをセットする必要があります。
Â
場合によっては、切 り替えポイントで問題が発生 することがあります。切り替え ポイントの設定
で「自動」モードを選 択している場合は、適切なマ ーカーが見つからない可能 性があります。さ
らに、特定のマーカ ーを切り替えポイントとして 使うように選択した場合に は、それが適切では
ないこともあります。「
DVD
Studio
Pro
」では、構築部分の処理が終了するまで、この
2
つの問
題の確認ができ ません。問題が発生した場合には エラーのダイアログが表示 され、フォーマット
の処理は始まりません。別のマーカーを追加したり選択したりして問題を解消してから、「構築/
フォーマット」の作業を最初からやり直す必要があります。
切り替えポイントの設定の詳細については、
576
ページの「
2
層ディスクについて
」を参照してくだ
さい。
SD