層の再生方向を設定する
ディスクの第
1
レイヤは常に、ディスクの軸受けの穴に近い内側の端から始まります。ディスクは、
内側の端から外側の端に向かって再生されます。
選択するのは、第
2
レイヤの方向です。
PTP
(
parallel track path
=パラレル・トラック・パス、
「パ
ラレル」)の設定では、第
2
レイヤは第
1
レイヤとまったく同じように設定されます。すなわち、内
側から始まり外側に向かって再生されます。
OTP
(
opposite track path
=オポジット・トラック・
パス、
「オポジット」)の設定では、第
2
レイヤは外側の端から始まり、内側に向かって再生されます。
参考:
2
層ディスクでは、
OTP
の設定を使う必要があります。
「パラレル」の設定では、ディスクの一方の端から他方の端までレーザーを移動する必要があるため、
DVD
プレーヤーがレイヤを切り替える際に、より時間がかかります。第
1
レイヤの終わりが第
2
レ
イヤの始まりに近くなるため、「オポジット」に設定すると、レーザーを移動するのにかかる時間が
短くなります。
重要:
「オポジット 」設定にする場合、第
1
レイヤは第
2
レイヤよ りもサイズが大きい必要 があります。
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第
16
章
プロジェクトを仕上げる
2