「マーカー」インスペクタの「一般」タブ
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サムネール:サム ネールとは、マーカーが位置す るビデオフレームのことです。 サムネール画像
の下にあるスライダをドラッグして、マーカーを新しい位置に移動することができます。
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静止画を保存:クリックすると、サムネール画像がビデオの解像度で
TIFF
ファイルとして保存さ
れます。メニュー の背景や形の素材として、この ファイルを読み込むことがで きます。ビデオ素
材のフレームから静止画像を作成するのに便利です。
マーカーのサムネール
第
11
章
トラックを作成する/編集する
389
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ゼロベース:タイムラインのゼロベースモード(タイムラインの最初のフレームが
00:00:00:00
に
なっている)に基づいてマーカーのタイムコードを表示します。新しい値を入力したり矢印を使っ
たりして、マーカーの位置を変更することができます。新しい位置は
GOP
境界と一致しなければ
なりません
—
矢印を使うと
GOP
単位でジャンプします。
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素材ベース:タイム ラインの素材ベースモード(タ イムラインの最初のクリップ のタイムコード
または「トラック」イ ンスペクタの「その他」タブで 入力した値が基準になり ます)に基づいて
マーカーのタイムコードを表示します。
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タイプ:マーカーに割り当てる機能を選択します。機能は
1
つ選んでも全部選んでもかまいませ
ん。詳細については、
386
ページの「
マーカーのタイプについて
」を参照してください。
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待機:この機能を使って、
「エンドジャンプ」設定を実行するまでに
DVD
プレーヤーがマーカーの
ビデオの最終フレームを表示する時間を設定します。
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なし:すぐに「エンドジャンプ」設定へジャンプします。
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秒:マーカーの最終フレームを表示する秒数を入力します。
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無限:マーカーの最終フレームをいつまでも表示します。
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各 VOBU の後に一時停止:視聴者が「再生」ボタンを押すまで再生を一時停止したいかどうか、い
つ次の
VOBU
(ビデオオブジェクト単位)を再生し再び一時 停止するかを選択します。これによ
り、トラックの再生を一時停止し、視聴者が再び再生を開始するまで待機します。
VOBU
の長さは、それが静止画像かフルモーショ ンビデオかにより異なります。ビデオストリー
ムに静止画像を配置したときは、その長さに関係なく
1VOBU
の間続きます。ビデオでは
VOBU
の長さは
0.4
秒から
1
秒の間になります。このため、
「各
VOBU
の後に一時停止」は普通、静止画
像境界にあるマーカーでだけ使われます。再生が
1
秒に
1
回ぐらい停止するので、ビデオに設定
されたマーカーではこの機能を使わない方が良いでしょう。
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DVD@ccess:このマーカーに使用可能な名前および
URL
の設定を行います。コンピュータで再生
す る とき に タ イ トル に 機 能 性 を追 加 す る こと が で き ます 。詳細 に つ い ては、
594
ペー ジ の
「
DVD@ccess
」を参照してください。
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リモコン:視聴者 がリモコンの「メニュー」ボタン を押した場合に、プロジェクト のどの場所へ
ジャンプするか を選択します。リモコンの設定 の詳細については、
608
ページ の「
リモコンの設
定
」を参照してください。
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マクロビジョン:SD プロジェクトのみです。このマーカーが設定されているビデオに適用するマ
クロビ ジョンの設定 を選択します 。マクロビジョ ンのコピープ ロテクショ ンの詳細につ いては、
560
ページの「
「マクロビジョン」の設定について
」を参照してください。
390
第
11
章
トラックを作成する/編集する