参考:メニューボタンおよびスクリプトから接続できるのは、チャプタマーカーだけです。
各マーカー の継続時間は、そのマーカ ーと次のマーカーとの 間の距離により決まり ます。この継続
時間は、ボタン・ハ イライト・マーカーを 使うときに、これによっ てハイライトがビデ オで表示さ
れる時間が 決まるので特に重要で す。また、シナリオを作成す るときにも、マーカーの 継続時間に
よっ て各 シナ リオの セグ メン トの長 さが 決ま るので、 やはり 重要 にな ります。詳 細に つい ては、
460
ペー ジの「
ビデオ上にボタ ンを作成する
」および
390
ペー ジの「
シナリオを使っ て作業する
」
を参照してください。
チャプタマーカー
デフォルトでは、マーカーはすべて、作成時にはチャプタマーカーになっています。視聴者は、
DVD
プレーヤー のリモコンで「前へ」およ び「次へ」ボタンを押して、こ れらのマーカーへ ジャンプす
ることができ ます。メニューボタンおよ びスクリプトなどのほ かのプロジェクトエレ メントへ接続
できるのはチ ャプタマーカーだけで、チ ャプタマーカーで定義 されたトラックセクシ ョンを使える
のはトラックのシナリオだけです。
1
つのトラックには、
255
個までのマーカーを設定することがで
きますが、チャプタマーカーは
99
個までしか設定できません。
参考:
DVD
プレーヤーによって「前へ」および「次へ」ボタンの機能が異なる場合があります。詳細
については、
602
ページの「
「前へ」/「次へ」ボタンの動作を一貫させる
」を参照してください。
チャプタマーカーにはエンドジャンプを設定できます。デフォルト設定は「未設定」になっていて、
再生時には自動的に次のビデオフレームにジャンプします。ほとんどの場合、エンドジャンプは「未
設定」のままにしておきます。ただし、標準のとおりでない状況では、特定のエレメントへのエンド
ジャンプを設定する必要が生じることもあります。このときは、各々にエンドジャンプのチャプタ設
定ができるチャプタマーカーの個数が
106
までに制限されます。詳細については、
530
ページの「
チャ
プタマーカーのエンドジャンプを設定する
」を参照してください。
第
11
章
トラックを作成する/編集する
387
参考:
DVD
の仕様では、字幕を複数のチャプタマーカーにわたって延長することが許容されていま
せん。このため、複 数のチャプタマーカ ーにわたる字幕は、プ ロジェクトが構築さ れるときに、各
マーカーの位置で複数の字幕クリップに分割されます。