:プレーヤーのオーディオ設定
各
DVD
プレーヤーは、複数のオーディオフォーマットの再生機能をサポートすることができます。
多くのプレーヤーは
Dolby Digital
(
AC-3
)、リニア
PCM
、および
MPEG
オーディオの
3
フォーマッ
トに対応します。このほか、
DTS
、
SDDS
、カラオケ再生機能などのオーディオオプションに対応す
る機種もあります。
SPRM 15
の値を読み取ることで、プレーヤーがサポートしているオーディオオプションを判別でき
ます。ディスクに
2
種類のフォーマットのオーディオストリームを収録する場合などには、このレ
ジスタ値を利 用するとプレーヤーに適 したオーディオストリ ームを再生させることが できるため便
利です。たとえば、
Dolby Digital
(
AC-3
)に対応しているプレーヤーでは、ステレオ
PCM
ストリー
ムでなく
Dolby Digital
ストリームを再生させることができます。
ディスプレイモード
ビット
8
ビット
9
合計
通常(処理なし)
0
0
0
パンスキャン
256
0
256
レターボックス
0
512
512
予約済み
256
512
768
アスペクト比
ビット
10
ビット
11
合計
4:3
0
0
0
未指定
1024
0
1024
予約済み
0
2048
2048
16:9
1024
2048
3072
500
第
14
章
スクリプトを作成する
次の表に、
SPRM 15
の有効値を示します。
ビット
4
(
MPEG
カラオケ再生機能の第
1
ビット)は、プレーヤーが
MPEG
カラオケフォーマット
に対応していなければオフ、対応していればオンです。ビット
5
(
MPEG
カラオケ再生機能の第
2
ビット)は常にオフです。
ビット
12
(
MPEG
再生機能の第
1
ビット)は、プレーヤーが
MPEG
フォーマットに対応していなけ
ればオフ、対応していればオンです。ビット
13
(
MPEG
再生機能の第
2
ビット)は常にオフです。
標準の
PCM
再生機能についてのビットはありません。すべてのプレーヤーが必ず
PCM
をサポート
しているためです。
SPRM 16
:音声用第
1