ほかのプロジェクトを読み込む
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Â
「
iDVD
」プロジェクトを読み込むと、一部のメニューで、デフォルトのときにハイライトされるボ
タンが変わってしまう場合があります。
「
DVD
Studio
Pro
」では、プロジェクトを読み込むとき各
メニューに番号が付けられ、デフォルトでボタン
1
がハイライトされます。このような場合は、
「メ
ニュー」インスペクタの「メニュー」タブを使用して、メニュー上の任意のボタンをデフォルトの
ボタンとして割り当てることができます。
Â
ドロップゾーンを含んでいる
iDVD
プロジェクトを読み込んだとき、ドロップゾーンがスライド
ショーとして設定されて複数のスライドが割り当てられている場合、
「
DVD
Studio
Pro
」では、最
初のスライドだけがドロップゾーンに表示されます。
「
DVD
Studio
Pro 1
」のプロジェクトを「
DVD
Studio
Pro
4
」に
読み込む
「
DVD
Studio
Pro
4
」は、数多くの新 規機能を備え、ユ ーザインター フェイスも「
DVD
Studio
Pro
1
」と比較すると変化していますが、依然として
DVD
Studio
Pro
プロジェクトを読み込むことがで
きます。ただし、知っておく必要のある事項がいくつかあります。
Â
すべての素材は、
「
DVD
Studio
Pro
4
」に読み込む前に、プロジェクト内でリンクを設定しておく
必要があります。少し複雑ですが、旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」で開くことができ、リン
クに問題が生じている様子もないプロジェクトでも、
「
DVD
Studio
Pro
4
」で開こうとすると問題
が発生する場合 があります。この問題は、プロジ ェクトを最後に保存した後で、 プロジェクトや
使っている素材が移動されている場合に最もよく発生します。旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」
では、移動 後の素材の 場所を見つけ 出すことが 可能ですが、「
DVD
Studio
Pro
4
」では不 可能で
す。この場合、旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」でプロジェクトを開いて、保存し直す必要が
あります。こうすれ ば、プロジェクトのファイルに 含まれる素材の場所について の情報が更新さ
れ、「
DVD
Studio
Pro
4
」でプロジェクトを開けるようになります。
Â
2
つ以上のオーディオの素材を使って作成したスライドショーは、トラックとして読み込まれます。
Â
スライド継続時間は、旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」と「
DVD
Studio
Pro
4
」とで、扱いが
異なります。旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」では、スライド継続時間は、スライドに割り当
てられたオーデ ィオファイル(ある場合)の長さ と、一時停止の継続時間とによ って決まってい
ました。
「
DVD
Studio
Pro
4
」では、オーディオファイルの長さに関係なく、スライド継続時間を
設定できます(オーディオを使わないスライドに関して)。また、一時停止はすべて無限大の長さ
に設定され、手動 の一時停止になります(次のス ライドへ進むには、視聴者がボ タンを押す必要
があります)。「
DVD
Studio
Pro
4
」に読み込むと、旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」で作成し
たプロジェクト のスライドショー継続時間は、オ ーディオの長さと一時停止の長 さとを足したも
のと同じになります。一時停止 の継続時間が無制限に設定されていた場合、「
DVD
Studio
Pro
4
」
では手動の一時停止として扱われます。
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旧バージョンの「
DVD
Studio
Pro
」で使われていた「字幕エディタ」で作成した
SPU
ファイルは、
直 接 読 み 込 む こ と が で き ま せ ん。こ の 字 幕 エ ディ タ で 作 成 し た 字 幕 を 含 ん で い る 既 存 の
DVD
Studio
Pro
プロジェクトを読み込んだ場合、字幕は
TIFF
ファイルに変換され、字幕ストリー
ムの中に置かれます。
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付録
B